今月の主題 主治医として診る後期高齢者
主治医として知っておきたい後期高齢者の医療と生活
高齢者ドライバー―医師の立場からできること
上村 直人
1
,
谷勝 良子
1
,
井関 美咲
1
1高知大学医学部附属病院神経科精神科
pp.1294-1298
発行日 2008年7月10日
Published Date 2008/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103448
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ポイント
●高齢者ドライバーの交通事故が増加し,認知症患者の運転が社会的問題となっている.
●改正道交法が施行され,認知症などの一定の疾患をもつ患者の運転免許が法的制限されうる.
●医師は患者の運転能力について,医学的判断を求められる.
●日常臨床において,医師は患者の運転免許の有無や交通事故のリスク評価を行う必要がある.
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