連載 研修おたく海を渡る・27
就職活動
白井 敬祐
pp.543
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103281
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フェローシップも最後の年になり,まわりでは就職活動が盛んになっています.腫瘍内科に関しては,フェローシップに入るときの厳しい極端な買い手市場とはうってかわって,完全な売り手市場です.USA Todayという全国紙にも,リタイアする60代の腫瘍内科医が多く,がん専門医は今後足りなくなるだろうという予想が載っていました.
ではどうやって就職先を見つけるのでしょうか? 今研修している地域で探す場合は,地域のカンファレンスなどで開業医グループと顔見知りになりながら,新しい人を雇う予定があるか探りを入れます.探りを入れるといっても,単刀直入に「来年卒業するんだけど,新しい人をとる予定ある?」と聞くだけですが.あとは,製薬会社のプロパーさんはその手の情報をよく知っており,複数の州をまたいで担当しているような人からは他州の情報も手に入れることができます.
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