今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
診察場面のしびれ・痛み
【しびれ・痛みの補助診断法】
しびれ・痛みの画像検査
勝俣 康史
1
1横浜市立市民病院放射線科
pp.240-243
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103213
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ポイント
●脳病変の検出にはMRI,特に拡散強調像が有用である.
●多発性硬化症では脳室周囲白質,脳梁下面に病変が多発する.
●梗塞,脱髄,血管炎など鑑別は多いが,画像は類似しており臨床症状を含めた総合的な診断が必要である.
●頭蓋底転移,椎間板炎など悪性腫瘍や炎症も見逃さないように注意が必要である.
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