今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
膠原病を疑ったときの診断の進め方
膠原病を疑ったときの検査
リウマトイド因子・抗CCP抗体が陽性・陰性の臨床的意義
村上 孝作
1
,
藤井 隆夫
1
,
三森 経世
1
1京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学
pp.64-67
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103173
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ポイント
●IgM-リウマトイド因子(RF)は,アメリカリウマチ学会の診断基準に採用されている.
●RF陰性を特徴とする疾患もある.
●抗CCP抗体は,RAの早期診断と関節破壊予測を可能とする新しい診断マーカーである.
●RF,抗CCP抗体ともに,RAにおける感度は70%程度である.
●RF,抗CCP抗体ともに陰性であっても,完全にRAを否定することはできない.
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