今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
膠原病を疑ったときの診断の進め方
膠原病を疑ったときの検査
抗核抗体・特異抗体はいつ測るべきか?
八田 和大
1
1天理よろず相談所病院総合内科
pp.56-59
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103171
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●膠原病の本態は自己免疫疾患であり,自己抗体の出現が特徴である.
●膠原病の診断に抗核抗体をはじめとした自己抗体を検出することは大切である.
●抗核抗体はスクリーニングとして有用であるが,特異性が低いなど,pitfallがある.
●非特異的なところは,随伴症状とほかの自己抗体(特殊抗体)で絞り込む.
●臓器病変先行型膠原病があるので,どんな病態でも一度は膠原病関連ではないか考える.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.