特集 一般医のためのエコー活用法
Ⅲ.心臓
心エコーの検査法と解剖
心エコーに必要な解剖と心エコーの基本断面
戸出 浩之
1
1群馬県立心臓血管センター
pp.37-41
発行日 2007年11月30日
Published Date 2007/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103041
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
心エコー検査には大きく断層法,ドプラ法,Mモード法の3つの手法があり,これらを組み合わせて検査・判読を進めるが,その基本となるのは断層法である.断層法では探触子の位置や傾き,回転により,理論的には無数の断面を得ることができるが,一般に日常検査のなかで用いる断面はそれほど多くない.ここでは,最も基本となるいくつかの断面を解説しながら,合わせて心エコー検査に必要な解剖学についても簡単にふれる.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.