今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
治療―生死を分ける治療介入
抗菌薬を使い分けよ
大野 博司
1
1洛和会音羽病院ICU/CCU・感染症科・総合診療科・腎臓内科
pp.754-758
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102688
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ポイント
●抗菌薬のスペクトラムを理解して使い分ける.
●救急の現場で,①生死を分ける感染症か,②待てる感染症かを常に意識する.
●迅速な対応を必要とする生死を分ける感染症に対して,常にバイタルサインを大切にする.
●生死を分ける感染症に対して,①抗菌薬投与のみか,②抗菌薬投与に加え外科的ドレナージが必要かどうかを常に意識する.
●生死を分ける感染症に対して,抗菌薬投与に加え血行動態を安定させることにも集中する.
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