今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【カリウム(K)】
高K血症の病態生理と鑑別診断
平和 伸仁
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センタ- 血液浄化室/腎臓内科
pp.484-486
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102634
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ポイント
●高K血症とは,血清K濃度が5mEq/l以上と定義される.
●高K血症は危険な不整脈,筋力低下・筋脱力(弛緩性麻痺,呼吸不全),代謝性アシドーシスなどを引き起こすことが知られており,その病態生理を理解して,適切な診断が大切である.
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