特集 臨床研修コアスキル
経験すべき診察法・検査・手技
基本的な臨床検査と画像診断法
便検査
伊藤 機一
1
,
木庭 敏和
2
,
加島 準子
3
1神奈川県立衛生短期大学
2東海大学医学部付属病院臨床検査科
3財団法人 日本寄生虫予防会・予防医学事業中央会
pp.158-166
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102359
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達成目標
【便潜血検査】
・便潜血検査には化学法と免疫法があり,それぞれに長所・短所があることを知っておく.
・決められたとおりに便採取を行わないと正しい結果が得られないことを理解し,被検者に説明できる.
・免疫法陽性イコール大腸癌の疑いとする短絡的考えをしない.
【寄生虫検査】
・主要寄生虫感染症の症状をよく把握しておく.
・海外渡航歴,飲食歴などの問診の重要性を理解し,実行できる.
・地域的流行もあり,保健所など行政との連絡が必要な場合があることを視野に入れておく.
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