今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
腸疾患
AIDS患者の下痢の診断と治療
吉田 邦仁子
1
,
岡 慎一
1
1国立国際医療センター エイズ治療研究・開発センター
pp.1523-1527
発行日 2003年9月10日
Published Date 2003/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102198
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ポイント
・サイトメガロウイルス腸炎・MAC感染症・クリプトスポリジウム症・赤痢アメーバ性腸炎などの頻度が高い.
・多剤併用療法(HAART)導入以降,プロテアーゼ阻害薬内服に伴う下痢の割合が増加傾向にある.
・HAARTによる免疫能の回復により,症状軽快が期待できる病態が多い.
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