今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
脳卒中患者のマネジメント
維持期のケア
門 祐輔
1,2
,
中村 紀子
1,2
,
上赤 賢司
1,2
1京都民医連第二中央病院リハビリテーション科
2京都民医連第二中央病院神経内科
pp.1151-1154
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102120
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・維持期のケアのポイントは,「生活全体の活性化」によりその人のもつ能力を最大限発揮できる環境をつくることである.
・能力の維持・向上のため,立ち上がり訓練は有効である.
・環境整備も重要で,特にベッド周囲,トイレ,浴室の整備や外出路の確保は,障害や家族負担の軽減に対して有効である.
・介護支援専門員との連携や介護保険の利用,身体障害者手帳の取得・活用も重要である.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.