今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
紫斑
好酸球増多を伴う紫斑,血疱
信藤 肇
1
1広島大学医学部皮膚科
pp.52-55
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104972
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ポイント
★好酸球増多を伴う紫斑・血疱を診た場合は末梢神経障害の有無を確認する必要がある.
★血管炎症候群が疑われる皮膚所見がみられた際には積極的に皮膚生検を行う.
★Churg-Strauss症候群では好酸球増多はほぼ必発であり,MPO-ANCAの陽性率は半数程度である.
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