今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
よくみられる皮膚疾患-内科医ができるマネジメント
慢性蕁麻疹
森田 栄伸
1
1島根医科大学皮膚科
pp.927-929
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102070
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ポイント
・蕁麻疹は皮膚の限局性浮腫であり,1日以内に跡形もなく消褪する.
・発症後4週以上(欧米では6週以上)持続して繰り返し生じるものを慢性蕁麻疹という.
・原因検索は,感染,膠原病,異常蛋白血症を念頭に置く.
・薬物療法の第一選択は抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬である.
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