今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
はじめに
内科医のための発疹のみかた
吉川 義顕
1
,
武藤 正彦
1
1山口大学医学部分子感知医科学講座皮膚科
pp.924-926
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102069
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ポイント
・視診の際には,明るい部屋で全身の皮膚をくまなく診察し,口腔内,爪,毛髪などの変化も見落とさないようにする.
・発疹は,その種類,数,形,配列,分布などを整理して記載する.
・触診は,皮疹の硬度,深さ,下床との連続性,圧痛の有無などに注意して行う.
・問診により的確な情報を得ることが重要である.また,問診中の患者の態度も注意して観察する.
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