今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて
座談会
メタボリックシンドロームと仮面高血圧を考慮した高血圧個別診療の展開に向けて
苅尾 七臣
1
,
山口 徹
2
,
灰本 元
3
,
志水 元洋
4
1自治医科大学循環器内科
2虎の門病院
3灰本クリニック
4萩市国民健康保険 福川診療所
pp.150-163
発行日 2007年1月10日
Published Date 2007/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101983
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脳卒中や心筋梗塞など,さまざまな疾患の強力なリスク因子である高血圧の診療が変わりつつある.ここにきて,とりわけ「24時間にわたる厳格な降圧の重要性」と,「メタボリックシンドロームの一つとして高血圧を捉える」という視点が強調されはじめた.本号では,実地臨床の最前線で活躍する4人のドクターに,そのような新しい「高血圧の臨床」のあり方について,一般内科医向けにわかりやすくお話しいただいた.
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