今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて
臓器障害の臨床指標のエビデンスとその評価法
腎臓(微量アルブミン尿,蛋白尿)
鈴木 洋通
1
1埼玉医科大学腎臓内科
pp.80-83
発行日 2007年1月10日
Published Date 2007/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101968
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ポイント
●微量アルブミン尿の意義 :微量アルブミン尿が認められたときには心血管系障害の有無を検索する.
●微量アルブミン尿の測定 :必ずしも24時間蓄尿でなくても早朝尿で尿中クレアチニン比とでおおよその目安をつけることが重要である.
●微量アルブミン尿は血管内皮障害と深く関連している.
●わずかな腎機能の低下が心血管事故に大きな影響を及ぼしている.
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