今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
画像検査の選択と結果をどう読むか?
副腎の画像診断
対馬 義人
1
,
遠藤 啓吾
1
1群馬大学医学部画像核医学科
pp.1194-1196
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101928
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・副腎腫瘤の鑑別診断には,皮質腺腫(機能性,無機能性),褐色細胞腫のほかに,転移性腫瘍を忘れない.。副腎腫瘤の存在診断にはCTが,鑑別診断にはMRIが役立つ.いずれも撮像方法に注意が必要.
・褐色細胞腫の10%は副腎外発生(特に傍大動脈領域),多発性,あるいは悪性のことがあるので,検索方法に注意する.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.