今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線
副腎疾患—診断と治療法の進歩
副腎腫瘍の画像診断
斉藤 郁夫
1
,
猿田 享男
1
1慶應義塾大学保健管理センター
pp.403-406
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907926
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ポイント
●副腎機能の亢進あるいは低下をホルモン検査などで確認した場合,まずCT検査を行う.
●MRIが有用であるのは褐色細胞腫の診断においてである.
●腹部のスクリーニング検査で偶然発見される腫瘤も増加してきている.ホルモン検査で非活動性の場合,その後の管理は腫瘍径,他臓器の癌の有無により,手術,細胞診,画像による経過観察に分かれる.
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