今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
内分泌検査の選択と結果をどう読むか?
甲状腺機能検査
西川 光重
1
,
豊田 長興
1
,
天野 佐織
1
1関西医科大学第二内科
pp.1166-1169
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101922
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ポイント
・最も鋭敏な甲状腺機能検査は血中TSH濃度測定である.
・甲状腺機能のスクリーニングには血中TSHとFT4濃度の測定を行う.
・甲状腺機能低下症と低T3症候群の鑑別は治療方針を決定するうえで重要である.
・Basedow病と無痛性甲状腺炎の鑑別には,抗TSH受容体抗体と甲状腺シンチグラフィが重要である.
・結節性甲状腺腫には甲状腺エコーと穿刺細胞診を行う.
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