今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
他科からのコンサルトに答える
薬物性肝障害の対応
滝川 一
1
1帝京大学医学部内科
pp.1679-1681
発行日 2004年10月10日
Published Date 2004/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101128
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ポイント
薬物性肝障害の診断には,①薬物投与と肝障害の出現と消退の時間的関係,②他の原因の除外診断の2つがポイントとなる.
薬物性肝障害を疑ったのであれば,もし起因薬物を現在も服用中であれば直ちに中止する必要がある.薬物投与をどうしても中止できない場合には,薬物の変更を考慮する.
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