今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
病態把握の疑問に答える
自己免疫性肝疾患の病態把握
戸田 剛太郎
1,2
1せんぽ東京高輪病院
2東京慈恵会医科大学
pp.1630-1632
発行日 2004年10月10日
Published Date 2004/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101114
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
自己免疫性肝疾患の鑑別にはアルカリホスファターゼ,γGTPが重要である.
自己免疫性肝炎の抗核抗体の染色パターンはhomogenousまたはspeckledである.
autoimmune cholangitisの疾患単位としての独立性は確立していない.
自己免疫性膵炎において原発性硬化性胆管炎類似のcholangiogramを認めることがある.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.