今月の主題 血栓症の予防と治療
血栓症を治療する―エビデンスを活かしたアプローチ
【基本的な診療の進め方】
抗血栓薬の治療モニタリング
辻 肇
1
1京都府立医科大学附属病院輸血部
pp.958-960
発行日 2004年6月10日
Published Date 2004/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100833
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ポイント
ワルファリン,ヘパリンを用いる場合,投与量の治療モニタリングが必要である.
ワルファリンの治療モニタリングには,INRを用いる.
ワルファリン投与においては,適応疾患ごとに推奨治療域が提案されている.
ヘパリンのモニタリングには,APTTが用いられる.
低分子ヘパリンを用いる場合,通常モニタリングは必要とされない.
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