今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
個別降圧療法のために知っておくべき基本情報
【血圧評価】
重症度と臓器障害評価―従来法の限界と新しい評価法の課題
平田 恭信
1
1東京大学医学部循環器内科
pp.22-24
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100654
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ポイント
高血圧の治療には心,脳,腎,血管合併症の有無を把握することが重要.
それに対し心電図,心エコー,眼底,血清クレアチニン,微量アルブミン尿などが利用されている.
最近のガイドラインでは,頸動脈内膜中膜肥厚度,CRP,腹部肥満が加わった.
BNP,内皮機能,MRI,マルチスライスCT,アディポネクチンなどの利用が望まれる.
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