今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
検査の進め方―腎疾患を見逃さないために
腎生検はどんなときに行うの
升谷 耕介
1
,
平方 秀樹
2
1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
2九州大学病院腎疾患治療部
pp.414-419
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100543
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ポイント
・腎生検は腎疾患の診断と治療を行ううえで重要な情報をもたらす.
・超音波による腎の探索法と自動生検装置が普及し,組織の採取はより安全で確実となった.
・検査に伴う出血は不可避であり,合併症を最小限にとどめるよう,手技の向上に努める必要がある.
・標本作製は熟練を要し,病理検査室との緊密な連携が必要である.
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