今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ
急性冠症候群の治療
【非ST上昇型急性冠症候群】
積極的カテーテル治療か,待機的治療か
伊苅 裕二
1
1東海大学医学部循環器内科
pp.2146-2147
発行日 2005年12月10日
Published Date 2005/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100394
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ポイント
非ST上昇型急性冠症候群は,TIMI risk score, FRISC scoreなどによりリスク評価を行う.
ハイリスク例に対しては,積極的カテーテル治療が有益(または無害)である.
ローリスク例に対しては積極的カテーテル治療は無益(または有害)であり,待機的治療のほうが成績がよい.
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