今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
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【乳がん】
乳がん検診の方法,効用と問題点
甘利 正和
1
,
石田 孝宣
1
,
大内 憲明
1
1東北大学医学部乳腺・内分泌外科
pp.1963-1965
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100354
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ポイント
乳がんは女性のがん罹患率第1位で,罹患率,死亡率ともに増加傾向である.
視触診単独検診による乳がんの死亡率減少効果がないとする相応の根拠がある.
マンモグラフィと視触診併用の乳がん検診(50歳以上)は死亡率減少効果があるとする十分な根拠がある.
マンモグラフィと視触診併用の乳がん検診(40歳代)は死亡率減少効果があるとする相応の根拠がある.
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