今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
気道感染症治療のポイント
院内肺炎のガイドラインの考え方と抗菌薬使用の実際―Q“入院している方が「肺炎」になりました.抗菌薬の使用の考え方は?”
中村 茂樹
1
,
宮崎 義継
1
,
河野 茂
1
1長崎大学医学部第二内科
pp.1708-1711
発行日 2005年10月10日
Published Date 2005/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100298
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
院内肺炎は入院後48時間後に発症する肺炎と定義される.
院内肺炎は基礎疾患が重篤で,耐性菌が原因菌になることが多く予後不良である.
院内肺炎に対する治療は広域で強力な抗菌薬を十分量,短期間投与し,抗菌薬の選択は偏りのない多様なものにすることである.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.