今月の主題 内科医が診る関節リウマチ
関節リウマチの治療
【総論】
最近の関節リウマチ治療の考え方
宮坂 信之
1
1東京医科歯科大学膠原病リウマチ内科
pp.780-782
発行日 2005年5月10日
Published Date 2005/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100137
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ポイント
関節リウマチの治療目標は,QOLの向上から関節破壊の防止へと変わりつつある.
NSAIDsの役割はDMARDsを使うまでの「橋渡し」である.
治療当初より積極的にDMARDsを使用することで,関節破壊の進行を遅延させることができる.
活動性の高い症例には,積極的にメトトレキサート(MTX)の使用を考慮する.
MTX抵抗性の場合には,生物学的製剤の使用を考慮する.
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