研究ノート
老人健診受診の有無とその後の高血圧関連循環器疾患死亡
松原 勇
1
,
鏡森 定信
1
,
中川 秀昭
2
,
成瀬 優知
1
,
垣内 博成
1
,
垣内 孝子
1
,
河野 俊一
2
,
吉居 富美子
3
,
小谷 悦
3
MATSUBARA・Isamu
1
,
KAGAMIMORI・Sadanobu
1
,
NAKAGAWA・Hideaki
2
,
NARUSE・Yuchi
1
1富山医科薬科大学医学部保健医学教室
2金沢医科大学医学部公衆衛生学教室
3富山県小矢部市役所
pp.127-129
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902900
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●はじめに
老人健診のひとつの大きなねらいは高血圧関連の循環器疾患の予防と管理にある.そこで,筆者らはこの健診の実態を知るために種々の調査6)を行ってきた.本稿では,この高血圧関連の循環器疾患の予防と管理に関する評価のひとつとして,受診群の高血圧者の頻度やその後の死亡状況を調査し,非受診群のそれと比較検討を行ったので報告する.
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