特集 歩行と健康
健康づくりと歩行運動の効果
佐久間 淳
1
Kiyoshi SAKUMA
1
1埼玉県立衛生短期大学
pp.87-91
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902887
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■はじめに
最近のわが国においては,社会変化や生活様式の変化を反映し,歩行をはじめとする運動不足が広まっており,それらに伴う循環器系の成人病の増加が心配されつつある.
そこで本稿ではまず,①歩行量の実態を把握する,②同時に,歩行量と成人病のリスクファクター,ないしは歩行量と成人病との関連性を明らかにする,③さらに,運動としての歩行量の増加について,個人レベル,集団レベルで考えることにしたい.
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