日本学術会議環境保健学研究連絡委員会主催公開シンポジウム 環境と健康の危機管理・1
シンポジウムのはじめに
角田 文男
1,2,3,4
1日本学術会議
2環境保健学研連
3日本医学会
4岩手医科大学
pp.792
発行日 2002年10月15日
Published Date 2002/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902843
- 有料閲覧
- 文献概要
このシンポジウムは,第18期日本学術会議環境保健学研究連絡委員会(環境保健学研連)が主要な活動行事として企画し,当研連の有力な支持学会である日本産業衛生学会(藤木幸雄理事長)の第75回学会(学会長:住野公昭神戸大学大学院医学研究科教授)における関連行事の1つとして共催されたものである.そのため本シンポジウムは,第75回日本産業衛生学会総会会期中の2002年4月12日に,同総会会場の1つ神戸国際会議場国際会議室において開催することができた.まずもって,ご高配を賜った住野公昭学会長と,本シンポジウムの企画と運営の任に当たられた当研連委員で同総会の企画運営委員会委員でもある圓藤吟史教授(大阪市立大学大学院医学研究科産業医学分野)に,深甚なる謝意を表したい.
日本学術会議は「法」に基づいて設立され,その目的や構成,さらには所属する研連の活動等については本誌「公衆衛生」の66巻5号に筆者が紹介しているので,ここでは省略する.ただ,第18期環境保健学研連の主要な活動方針として,今日の環境保健問題に関し,関連領域の研究者と従事者,さらに広く一般の人々をも対象とする一連の公開シンポジウムの開催を決定していることに,一言触れておきたい.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.