連載 海外レポート 英国・オックスフォード市における在宅難病患者の地域リハビリテーションサービス・7
障害の評価について
長野 聖
1
1大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座
pp.756-758
発行日 2001年10月15日
Published Date 2001/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902600
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地域リハビリテーションサービスにおいて,サービス利用者の状態を把握し,サービス利用の結果(アウトカム)を評価するためには,日常生活活動(ADL)を含めた利用者がもつ障害を評価することが不可欠である.本邦では地域において「厚生省による障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」を中心に,サービス利用者がもつ障害を把握するために様々な尺度が用いられている.本稿ではこれらの評価に際し,オックスフォード市でどのような評価尺度が用いられているのか,また,評価の結果をどのように利用しているのか報告する.
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