特集 放射線被曝のアセスメント
放射線影響の疫学的研究
清水 由紀子
1
1放射線影響研究所疫学部
pp.429-433
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902524
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ヒトにおける放射線の影響は,被曝後2〜3カ月以内に現れる脱毛,出血,白血球減少などの急性影響と被曝後数年の潜伏期を経て現れる発がんなどの後影響がある.さらに,放射線の影響がその子孫に現れる遺伝的影響がある.下記のような様々の被曝集団について,主に放射線の後影響を調べるための疫学調査が行われている.
1)原爆被爆者集団
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