特集 性の公衆衛生
性のマイノリティ支援—障害者の性
岩渕 成子
1
1川崎市立聾学校
pp.168-170
発行日 2000年3月15日
Published Date 2000/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902255
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「障害者の性」というが,障害は視覚・聴覚という感覚障害,肢体障害,知的障害,精神障害など様々である.また,障害名は同一でもそれぞれの障害を生まれた時から負っているのか,交通事故や病気などで後天的に負ったのか,などの発生時期や,障害の程度,その後のケアにより,本人に与える影響は千差万別となり,すべてについて述べることは誌面の関係で不可能である.
そこで,社会的自立の面で問題を抱えやすく,対象者が比較的多い知的障害者の課題を中心に述べたい.
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