連載 全国の事例や活動に学ぶ
今月の事例 福岡県北九州市
啓発事業と住民ニーズの把握による業務の発展を目指して
小橋 清
1,2
,
稲松 登
3
1北九州市立食肉センター
2前北九州市保健福祉局生活衛生課
3兵庫県柏原保健所
pp.746-747
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902171
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前号(63巻9号)で紹介した取り組みは,対物行政としての転換事例であり,「量から質への転換」,「スクラップ&ビルド」の考察によるものである.
もともと対物行政は住民の視点が弱く,このような取り組みを継続するだけでは,地域保健の推進は困難である.根本的な業務の転換のためには,「住民を主軸に置いて考察するという発想の転換」が必要である.
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