特集 町づくり健康づくり私たちのノウハウ—保健婦からのレポート
住民ニーズの把握—甲府市における一つの試み
深沢 公子
1
Kimiko FUKASAWA
1
1甲府市役所福祉部健康課
pp.233-236
発行日 1991年4月15日
Published Date 1991/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900315
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◆はじめに
甲府市は山梨県人口の4分の1弱を占め,人口20万人,世帯数72,000戸,老齢人口は12.9%で,全国平均よりは高齢化が進んでいる県都である.平成元年の出生は1,711人(出生率8.6),死亡は1,291人(死亡率6.5),自然増加は前年比-164と,人口は横ばいかやや誠少傾向である.
本市では昭和59年度に,20万市民が幸せの条件“健康であること”を手にするためにはどうしたらよいか,すべての市民一人ひとりが行政と一体となって考え,健康増進への実践努力をしていくために,「市民総合保健計画」の策定を行った.それと同時にこの保健計画を推進していく中での一つの試みについて述べてみたい.
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