特集 市町村における母子保健活動の推進
市町村における母子歯科保健
小泉 信雄
1
1群馬県太田保健所予防課
pp.41-46
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901412
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市町村の歯科保健事業は,1歳6カ月児歯科健診,母親学級における歯科保健教育を中心とする母子歯科保健事業と,老人保健事業における健康教育・健康相談,訪問口腔衛生指導が実施されている.平成9年度には,保健所業務とされている妊産婦歯科健診,乳幼児歯科健診,3歳児歯科健診も市町村に移管され,歯科保健を推進する上で市町村の役割はますます重要になってくる.
一方,歯科保健事業を担当する歯科技術職員の数(表1)は,政令市以外の市町村では,全国で140市町村に,歯科医師1人,歯科衛生士203人が従事しているだけである.
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