特集 地域リハビリテーション
地域リハビリテーションの計画と実践—地域リハビリテーションの体系化をめざして—おとしより保健福祉センターの実践から
粟津原 昇
1,2
1板橋区立障害者福祉センター業務係
2前 板橋区立おとしより保健福祉センター
pp.597-600
発行日 1995年9月15日
Published Date 1995/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901334
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保健・医療・福祉の総合的な在宅ケアの推進とネットワークの構築をキーワードに掲げた板橋区立おとしより保健福祉センター(以下センター)は,開設以来5年目の活動を迎えている.その間保健婦,理学療法士,作業療法士,ケースワーカー,介護福祉士などのセンター職員は,在宅要援護高齢者の様々な要望や問題解決に迅速に応え,同時に漸時開設されている高齢者在宅サービスセンター,介護支援センターなどの機関施設として関係者のネットワークづくりを担ってきた.
地域リハビリテーション活動が在宅の要援護高齢者・障害者に対する直接的支援と関係機関や住民などのネットワークの推進,ノーマライゼーションなどのリハビリテーションマインドの普及啓発にあるとすれば,センターのトータルケア活動は地域リハビリテーション活動そのものである.
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