活動レポート
川崎市リハビリテーション医療センターの活動
伊藤 真人
1
,
中川 正俊
1
,
菅野 到
1
,
二宮 正人
1
,
徳永 純三郎
1
1川崎市リハビリテーション医療センター
pp.417-421
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901285
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はじめに
人口120万人の政令指定都市,川崎市の川崎市リハビリテーション医療センター(以下,センターと略す)は,昭和46年に発足した精神分裂病圏の精神障害者のリハビリテーションを組織的に行う本邦で最初の精神科総合リハビリテーション施設(昭和50年の厚生省・精神障害回復者社会復帰施設運営要綱に該当する)であり,川崎市在住者を主な対象にし,病棟,ホステル,デイケア,就労援助,外来および総合窓口を擁している.
センターの目的は,第1に精神病院から退院した精神障害者が日常生活,あるいは社会の中での生活が円滑にできるように訓練すること,第2は退院後の生活を保障するため,何といっても経済的安定が社会生活の基盤であることから,就労ができるように訓練をすることであった.
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