視点
看護の時代
野村 陽子
1,2
1米国エモリー大学
2前厚生省看護課保健婦係
pp.377-378
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901044
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【量から質への転換】
平成という年号に入ってから看護婦不足という大波が再び押し寄せ,社会問題となり,突然“看護”が脚光を浴びた.看護婦不足の解消に向けて,厚生省は新たな法律を制定するなど様々な対応が取られ,現在でも看護学校の増設や医療機関での看護業務の改善等が行われている.
米国も数年前までは日本と同様の看護婦不足問題を抱えていたが,現在ではほぼ解消しており,看護婦はどこの州へ移動しても職の得られる安定した職業として人気すらある.
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