医療ジャーナリストの目・8
テレビ看護の時代
大熊 房太郎
pp.68
発行日 1968年11月1日
Published Date 1968/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914201
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ある雑誌から医用電子機器についての原稿を頼まれ,E病院へ,『病室監視用テレビジョン』の取材にいった。
なるほど,便利な装置である。操作卓の前にすわった看護婦さんは,各病室の重症患者の状況を,いながらにして受像機で観察できるのだから,いちいち病室まで出向くのと違って,労力や時間はたいへんな節約になるし,疲れ方も少なくなるに違いない。
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