調査報告
全国の医,歯科系大学における保健所実習に関する調査
作野 功典
1
,
和田 文明
2
,
五十里 明
3
,
金田 誠一
4
Yoshinori SAKUNO
1
,
Fumiaki WADA
2
,
Akira IKARI
3
,
Seiichi KANADA
4
1三重県志摩保健所,前三重県上野保健所
2三重県四日市保健所
3愛知県衛生部保健予防課
4名古屋市衛生局
pp.875-878
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900708
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●はじめに
保健所をはじめとする衛生行政の現場において,中心となるべき医師および歯科医師の不足は深刻である.
この問題を考える上で,医,歯学部における保健所実習や学生に対する衛生行政への進路指導の実態を把握することは重要である.そこで,私たち愛知,岐阜,三重の3県と名古屋,岐阜市の2市の保健所や衛生担当部局の若手の医師,歯科医師で組織する東海衛生行政研究会では,全国の医,歯科系大学における衛生学,公衆衛生学の講義時間数や保健所実習の有無とその方法,保健所実習に対する考え,衛生行政への進路指導,衛生行政との交流の実態を調査することにより,医,歯学生が衛生行政に進む環境の実態を把握し,検討を行った.
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