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保健所に関する世論調査
I. M.
pp.50-51
発行日 1964年9月10日
Published Date 1964/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203209
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保健所はその地域の公衆衛生活動のセンターとして,住民が健康で快的な生活をいとなむための指導的な役割を果たしている.39年4月1日現在で813カ所の保健所が活動しており,わが国の公衆衛生活動を推進させる重大な使命をおびている.そこで38年8月末に,全国181市町村の217地点に住む20歳以上の男女3,000人について,保健所の利用状況,関心,知識,要望などについて世論調査を行なって,今後,保健所活動を展開する上の基礎資料を得ようとした.今回,その調査結果がまとまったので,つぎにそのうちの主なものについて述べる.
1.保健所のある場所,移動保健所,保健婦の家庭訪問などについての知識
1)保健所はどこにあるか知っているか? について,はっきり知っているもの69%,だいたいの場所を知っているもの18%,まったく知らないもの13%であった.
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