特集 地域における看護と介護
在宅ケアの福祉情報システム
武下 英二
1
Eiji TAKESHITA
1
1中津市社会福祉協議会
pp.403-407
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900590
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◆はじめに
21世紀の超高齢社会の到来を目前に,誰もが安心して暮らせる地域社会を実現するため,福祉関係機関においては,地域事情に即した素晴らしい福祉サービスシステムづくりに取り組まれていることと思う.中津市社会福祉協議会(以下,社協)でも昭和60年の中津福祉ネットワークシステムの開発を手始めに,昭和62年の地域老人福祉システム開発育成事業では,社会連携情報システム(緊急通報システム・手動声かけ電話システム・自動声かけ電話システム)を稼働させるとともに,シルバーライフ総合支援システムの理論構築を行政と共に取り組み,現在,その実践に向けて試行錯誤を繰り返している.また,本年度においては,光ファイルとファクシミリを活用し画像情報を提供する,イメージ情報ネットワークシステムづくりに取り組んでいる.ついては,昭和60年からオフコン,パソコン,多機能電話や光ファイルなど,ニューメディアを活用して取り組んで来た福祉情報システムづくりについて報告する.
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