特集 地域における看護と介護
訪問看護ステーションヘの取り組み
中島 悦子
1
Etsuko NAKAJIMA
1
1箕面市健康福祉部保健福祉室地域保健課
pp.399-402
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900589
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
◆はじめに
箕面市は昭和63年,厚生省の「訪問看護等在宅ケア総合推進モデル事業」の指定を全国11市町の1つとして受けた.モデル事業は平成2年3月で終了したが,平成2年度からは市の事業として引き続き継続し,保健・医療・福祉との連携による在宅ケアの充実を図ってきた.この4年間の実績を基盤に,平成4年4月1日,老人保健法に基づく「箕面市老人訪問看護ステーション」の指定を受け,大阪府および箕面市医師会の指導協力のもとに指定老人訪問看護事業を開始し,在宅ケアの推進を図っている.
現在市においては,これからの高齢化社会への積極的な対応として在宅を支援する保健福祉総合施設(ライフプラザ)計画を推進しており,箕面市老人訪問看護ステーションはこの計画における本市在宅サービス供給ステーションの中核的役割を果たす訪問看護部門として子定している.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.