保健婦活動—こころに残るこの1例
家族保健指導への気づき
松本 正子
1
1徳島県徳島保健所
pp.657
発行日 1991年9月15日
Published Date 1991/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900429
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A君家族とは,転勤の都合で,短期間のかかわりであったが,公衆衛生看護の特性とされる家族保健指導について考えるきっかけを与えられたことで,心に残る1事例である.
A君は,在胎36週,1,280gで生まれ,脳障害のため痙攣が頻発し,入院を余儀なくされていたが,1歳の誕生日を過ぎた頃,初めて帰宅してきた.そのA君家族に対するかかわりを振り返ってみる.
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