進展する地域医師会の公衆衛生活動 インタビュー
B型肝炎対策に取り組む南宇和郡医師会(4)—肝炎対策の受診状況と今後の課題
粉川 顕仲
1
Kenchu KOGAWA
1
1南宇和郡医師会
pp.572-574
発行日 1990年8月15日
Published Date 1990/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900159
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□実施されてから2年ということですが,この間の実績はいかがですか
粉川 HB検査の受診者数は2年間で2,192名で,一般健診受診者の約8割を越える高い検査希望率でした.これは事手の衛生教育やマスコミなどにより,南宇和郡全域において住民の関心が高かった結果ではないかと推測されます.しかし,感染症についての知識は乏しく,今後は一層,正しい知識の普及を図るための衛生教育を強化していく必要があると考えています.
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