進展する地域医師会の公衆衛生活動
小田原医師会の活動(3)—地域リハビリテーションと救急医療のシステム化
鈴木 重光
1
,
山口 肇久
1
,
遠藤 郁夫
1
Shigemitsu SUZUKI
1
,
Tadahisa YAMAGUCHI
1
,
Ikuo ENDO
1
1小田原医師会
pp.54-55
発行日 1990年1月15日
Published Date 1990/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900013
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■地域リハビリテーションの検討
山口 これからの小田原医師会の事業の中で重要な課題のひとつとして地域リハビリテーションの課題があります.
神奈川県では,医学的リハビリテーションについて,地域でどのような取り組みをしたらよいのか,そのシステムについて検討を進めていたのですが,89年の2月に神奈川県医学的リハビリテーションシステム検討委員会地域部会が報告書をまとめました.そこで,この報告書に基づいて,地域の第一線の医療機関として,どのような対応が可能なのかを具体的に検討することになりました.このモデル地域として本年度から,小田原医師会が足柄上医師会とともに検討および実験を行うことになりました.足柄上医師会はすでに在宅ケアのモデル事業を行っていますが,それに関連する事業を行うことになったのです.
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