特集 現代におけるメンタルヘルスの問題とその対応の課題—精神疾患の国際分類の改正を踏まえて
精神障害および精神保健・心理社会的ウェルビーイングを巡る国際動向と展望
井筒 節
1
,
堤 敦朗
2
1東京大学大学院農学生命科学研究科
2金沢大学融合研究域
キーワード:
人権
,
障害者権利条約
,
持続可能な開発目標
,
SDGs
,
国連
Keyword:
人権
,
障害者権利条約
,
持続可能な開発目標
,
SDGs
,
国連
pp.366-372
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210274
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ポイント
◆精神保健は、SDGsに含まれ世界の優先事項である。また、精神障害のある人の権利保護は、障害者権利条約により法的義務になっている。
◆当事者参加のもと、医療の枠を超え、人権に基づく多セクター協力に基づき、選択肢を増やす必要がある。
◆当事者、実務者、政策策定者(自治体・国・国連システム)、人権セクター等による建設的協働による優先課題設定が重要である。
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