予防と臨床のはざまで
泉州糖尿病看護を考えるネットワーク
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.500
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208226
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3月14日,長年の恩師であり友人でもある大阪の井上朱実先生のお誘いで「泉州糖尿病看護を考えるネットワーク」にて,講演をさせていただきました.テーマは「看護師のための日常臨床から臨床研究へ〜ツールとしての統計・疫学入門」で,恐縮なことに記念講演会としていただきました.
実は,井上先生には10年以上前から,複数回お声がけをいただいています.まだ耳原老松診療所にいらっしゃった先生が主催されていた「糖尿病患者教育とケアーの研修会」では,2004年「現場で役立つ評価のAからZまで:糖尿病患者教育の評価」,2005年「糖尿病患者教育評価のための統計学:日常語で語る統計学」,2006年「あなたは誰に何を伝えたい? 原点にかえる糖尿病教育」,2007年「予防と臨床のボーダーラインの活性化」と,定期的にお話をさせていただきました.2010年,耳原鳳クリニック健康サポートセンターに移られた先生は「糖尿病外来スキルアップミーティング」を主催され,第6回は順天堂大学で,さんぽ会(産業保健研究会)とのコラボレーションとして,ミニシンポジウム「働き盛り世代の糖尿病患者教育〜おさえるべきポイントから評価まで」を開催しました.産業保健スタッフと糖尿病診療を行う医師・看護師が集まる貴重な場になりました.今回はそれからさらに5年,開業された,ぽらんのひろば井上診療所で行っている糖尿病療養指導士の単位認定セミナーです.
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